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私たちの学校は「とやま古紙再生サークル」に富山県内の学校として初めて加入しました。紙類の分別が生かされトイレットペーパーとして学校にもどってきます。この活動に他の学校も参加するようになり、地域内で完結するリサイクルシステムを広げる一端を担うことになりました。またリサイクル化促進のため、富山市環境センターから、本来、事業系のごみとして扱う学校のごみの内、ペットボトルに限り回収してもらえることになりました。これも他校に広がり資源化率を高めることになりました。
新聞やテレビで私たちの活動を知った富山大学の学生さんが本校を訪ねてくれたことがきっかけとなり、大学生や環境問題に取り組んでいる高校生とフリートークの機会を何度か持ってきました。「環境」をキーワードに交流し、お互いの学校でまた新し活動を始めています。私たちから刺激を受けた富山大学では「大学祭」でごみの減量・再利用を訴え、話題になりました。私たちはインターネット上に活動を紹介したホームページを開設しました。環境に関心を持っている人たちから励ましのメールが届いたり、地域のさまざまなグループに招かれ活動を発表する機会も持ちました。
今は、こうして出会った地域の人たちと、2000年に富山で開かれる国民体育大会のごみ処理問題について話し合っています。ごみから始まった環境を考える私たちの取組は、短期間に驚くほどの成果をあげました。今年4月文部省から先進事例校に選ばれ全国の学校に私たちの取り組みが紹介されたり、また、富山県教育委員会からは「優良教育団体」の表彰も受けたました。このことは私たちの誇りです。