簡単!楽勝自作講座


niCの場合はケガキをしないで

測量用のCADを使って型紙を作っています。

型紙については別ページ参照ください

(ここをクリックすると別画面で開きます)

尚、手描きする場合は、方眼紙を使えばラクです。

型紙が出来たら次は

両面テープを用意します。

保護フィルムをはがして
型紙を両面テープで貼ります。

材料に直接ケガく場合は、
あらかじめ材料の裏面にマスキングテープなど
紙ベースの粘着テープを貼っておくと
せっかく切った部分が溶着しちゃった・・・ということも
なく、きれいな切断面が得られます。

穴位置にポンチを打ちます。

柔らかいので、キリでもOKです

まずは「横穴」あけです。
大変摩擦熱に弱い素材なので、穴あけの際は溶けないように
ボール盤の速度は出来る限り遅くしてください。

木の板を当てておくと材料がハネたりドリルに持っていかれることが
ありません。

更にグリスを使えば万全です。

シリコン系のグリスが好適です

(あまってるデフグリスで十分です。)


尚、鉱物系のグリスは絶対に使わないでください!
ポリカ樹脂自体が侵され、非常にもろくなります。

穴が開いたら切り出します。

曲線部は、あわてずに・・・なるべく力を抜いて
刃をたわませないように切っていきます。


無事切り出せました。

次は切断面を整えます。

偏磨耗させないよう一方方向に流して削り、

回数をきめて逆に持ち替えてやると

しっかり仕上がります。

細かい部分はプラ用ヤスリで仕上げてください。

縦穴を掘る際は、バイスにかませてしっかり固定します。

溶けないよう、グリスをつけながら慎重に・・・

ネジ穴がある場合はタップをたてます。
小型電動ドリルがあると作業がはかどります。

穴あけ同様シリコングリスを使い
熱でねじ山を崩さないよう作業します。


ほとんどの場合、仕上げタップなしでOK
(10ミリ以上のネジ長でも2番タップまでで十分です)

手持ちの材料で厚みの足りない箇所は

積層しないといけませんが

アクリサンデーなどのメチクロ系接着剤なら

溶接することができるので大変強いです。

現物あわせの都合で、後加工が必要になった場合は


溶着しないよう粘着テープを貼って作業しましょう。

堂々完成!


組みつけが楽しみです!

カーボン編はこちら

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