簡単!楽勝自作講座

ポリカ編


パーツを垂直に組み合わせるためのちょっとした小物や
バルクヘッドなどの大物にいたるまで製作できるのが
厚手樹脂のメリットです。

色々な樹脂素材が出回っていますが
電動RCカーにおすすめなのがポリカーボネート板です。
薄手のものはボディの材料にも使われていますのでおなじみですね。


軽く、加工しやすく、
粘りがあり、クラッシュにも安心です。
しかも、厚手の素材は意外に入手しやすく安価なのです。

このコンテンツでは、ポリカ板でのパーツ製作について解説してきます


まずは材料の調達です。

おなじみ

タウンページ(職業別電話帳)です。

素材屋さんだとサブロク板(910×1820ミリ)
での購入が基本なのでちょっと大きすぎます。


プラスチック加工の業者さんに頼めば
切り売りしてくれます

分けてもらったポリカ板です。


6ミリ板8ミリ板どちらも500×500ミリ
2枚合わせて1万円でした。


これだけあればかなり色々作れますね!



加工用の道具です。

手鋸でも切れますが、
素材が厚手ですから、切り口を垂直に揃えるのは
なかなか大変です。

その点糸鋸盤なら切り出しはラク。
(写真はリョービ社製のTF−30)

ホームセンターで実売一万円くらいですし、

使わない時は収納も簡単。
これなら落雷にあう確立も少ないでしょう(笑

刃は目の粗い木工用を使います。
ポリカ板専用で使う場合、大変長持ちします。

ちなみに僕は4年前に糸鋸盤買った時ついてきた刃で

まだ切ってます(笑

ボール盤だと深い穴あけもうまくいきます。


カーボンの項でも触れましたが、
1万円程度のものでOK


ポリカの場合
ドリル刃は普通のものでOKです。

タップを立てれば取り付けもスマートです。

反転&変速つきの小型ドリルがあれば便利。

カーボンパーツ製作同様

厚手の板にサンドペーパー貼ったものがあれば

面取りや仕上げに重宝します。

細かい部分の仕上げには

ヤスリが何種類かあると

便利です。

寸法チェックもしっかりと!

 

製作編に続く