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　３月の万葉集　　H２２．３．１

　　　　梅花　　零覆雪乎

 　　　 包持　　君令見跡
 　
 　　　 取者消菅
 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　（巻１０．１８３３　　作者不詳）

　　　　 梅の花　零(ふり)おほう雪を
 .
 　　　　つ々み持ち　君にみせむと

　　　　 取れば消につ々





　　　　（訳）
　　　　　　梅の花を降りかくす雪を、包んでもって、君に見せようと取れば、消えゆく　

　　　　　　　　　　　　　「萬葉集注釋．　澤潟久孝」　 「j萬葉集私注．土屋文明」より　　
　
　


　　　　　　　　　

　　　　奈良宮廷人の風流な生活が覗えます。
　　　　今年の富山は毎日の大雪でした。




　　　　撮影　富山市桜谷みどり町　Ｈ邸　梅の木