鍋冠山      


上市町の観光地、大岩山 日石寺の後方にある山で、高峰山へ向かう途中にあり
釜池と鍋冠山、高峰山などが周遊コースとして知られている。

 2014年2月11日  2011年2月20日(日)   2010年2月21日(日)
   太板の試しに  スキーで追いつく    会の山行
2023年2月12日    
好天に誘われて     













2014年2月11日
  

2014年2月11日

友人からロッカースキーの太板を借り受けたので、深雪のラッセルを試したくて
鍋冠、高峰山方面へ向かった。

8:00
西種集落のいつもの一角に車を止めた。
スキーを担いで林道を上がるが、いつもは集落の外れで
融雪が終わるのだが、骨原のログハウスまで道がが空いていた。

その為、融雪の川となっている舗装路の流れを避けながら歩いた。
途中で雪田を横切る事もありだが、ログハウスまで歩いた方が早いと判断。

小屋から先はトレースもなくやや重い深雪だった。1M位の積雪
早速、太板を履いてハイクアップ。

さすがに115mm幅は有効で、20p位の沈み込みで済む。
いつものように杉の森をGPSを見ながら最短をショートカット。

2時間歩いて高峰と鍋冠の分岐に着いた。
予報通りに一瞬、青空が広がり剱岳が見え始めたので
急いで高みへ登り何とか一枚撮る。




10:30
さすがに一人でのラッセルは疲れる。
昼過ぎに仕事があるのでここまでが時間的に限界だった。

鍋冠山の山頂を諦め、そこで休憩していると、真下に鈴を響かせて人が見えた。
どうやら私のトレースを追ってきた人らしい。

声を発して滑り降りると、男女2名に続いて6名位の団体が後に続いていた。
高岡ハイキングクラブの2名と古志山の会の皆さんだった。

トレースの跡を追っ来たようでお礼を言われた。
少し話し、下った。途中で登ってくる2組の女性を避けて一気に小屋まで戻ると、
車が3台止まっていた。
11;30
来たときと同じように、スキー板を担いで車に戻る。




                              





 2011年2月20日(日)
 2011年2月20日(日)
前日に続いて今日も快晴の予報、仲間と昨年と同じコースを辿ることにした。
西種部落の旧バス停、既に仲間の車2台が停車していて姿は無い。その駐車場隅に除雪して車を止めた。
8:50 私は出遅れたので1人1時間遅れでスタート。部落の中は谷川の水を利用した融雪が効いているので、
コンクリート道路の斜面を行く。所々うっすらと氷が張っているのでストックでバランスを取りながら行く。
今回はスキー靴なので、やや歩きにくい。村の外れで雪に乗る。

8:57
クラスとした雪田の上を快適に歩く。先を行く仲間の薄いスキーと深いカンジキの跡を追う。

ため池に着いた。静かな湖面は鏡のように
辺りを写し込んでいる。

やはりシールスキーは早い

9:18
林道を直線的にショートカットして行くと
仲間の残したマーキングがあった。

気温が高いので、時々スノーシャワーを浴びる
10:00
林道の分岐で先行の仲間に追いついたが林道をそのまま直進している。右に折れるべき所を誤っている。

先行してる仲間に声を掛け、元のルートに戻る。ここは夏道ならば標識がありそれと判るのだが、杉林が雪を被り道幅を狭めているので地図を持参してないと識別が困難だった。(高峰山、釜池 方面の道標がある分岐点)

11:15
高峰林道登山口手前から右に外れて鞍部に向かいそのまま杉林を直登する。
私1人は地図を頼りに南の最低鞍部を目指したが、南側は雪が緩んでおり、板を外して1人でのラッセルは無理だった。距離的には近いのと杉林を避けることが目的だったが、結局はトラバースして皆のトレースに合流した。
大汗をかいただけだった。(昨年の視察では南側が雑木で開けていたのだ)

20分ほどグサグサの斜面を登るとスッキリとした斜面に出る。
周囲が見渡せて山頂も視野に入る


ややきつくなった斜面を一気に登り切ると杉林の人工林下に高峰山へのルートと尾根が、さらに奥の剱岳が見えてきた。



毛勝山三山も綺麗に輝く。先週歩いた千石城山の稜線と一ノ谷の上に770M小ピークも見える


11:30
山頂に着く
皆は既に
昨年と同じ場所に早速テーブルを設え、旨そうな臭いを辺りにばらまいている。

山頂は結構広くて見晴らしも良い
特に剱岳、毛勝山方面は素晴らしい。
特別観覧席だ!

反面海側は杉林と雑木があり爽快感はない。
勿体ない限りである。

12:31
仲間の1人がいつものコンロを使って
皆に美味しい焼き物を調理してくれる

自作の炭焼き釜なのである。わざわざコンロと炭を持ってくるこのこだわりには毎回驚かされる

コンパクトに作られて実に良くできている

焼き物が大変美味しいのである

写真は焼きおむすびを乗っけている
13:30
宴会も終盤になり撤収準備

13:41
高峰山と奥に大辻山、その奥に薄く桑崎山
14:12
名残は尽きねども下山にかかる。

荷物を担いでいるので急斜面の腐った雪は抵抗が大きくて疲れる。

15:55
スキー組は一足早く下った。
ため池の下まではスキーは圧倒的に
早い。

16:14
車に戻る

  今回は南側から登ろうとしてみたが、何せ積雪量が昨年と違っていた。次回に挑戦したい物だ。
  スキーが使えるとすごく楽だった。帰りがやはり早い。




                                   




























 2010年2月21日(日)

 2010年2月21日(日) 

 会の仲間が鍋冠山(なべかんむりやま)へ行くというので、私も定休日で午前中は空いていたので
 同行することにした。 しかし、地元の山で知りすぎているので、人のトレースを追うのは止めにして、
 一人先行して別ルートから登ることにした。

7:10
西種部落の旧バス停の広場に停車
5.6台の駐車スペースが有るので
後続の仲間の為に端に寄せて止めた。

部落の中には融雪のため谷川の水が
流されている。しかし、すぐに道は人家の
無い所で行き止まる。
50pくらいの積雪。カンジキを履き林道を
たどる。
10分ほど歩いて骨原に着くと、迂回路からの
道が空いていて、別荘にワゴン車が止まって
いた。

ため池の横から高峰林道に入り、杉の森を
ショートカットして行き、頃合いを見て右の
斜面に取り付きそのまま雑木林を進む。


膝くらいのラッセルだが雪が軽くて苦にならない。
昨年も同じルートをたどっているので旧知の場所だった。
8:10
低地の池らしき雪田を行き、前方に見える山の
左側のコルを目指しさらに登る。

地図で見ても現在位置の確認がしづらい地形なのだ
同じような地形が連なっている。
昨年は地図に載っていない林道に出合いとまどった。
今年はその時の経験が生きている。
9:40
新雪の壁が足元から崩れなかなか登れなかったが、
気合いを入れて突破し振り返る。

ここまでは昨年と同じルートをたどった。
10:45
昨年皆で登った高台に登り着き、東を見ると
毛勝三山が見事に眺められた。

下を覗くと、高峰林道にトレールがあり、すでに
仲間の到着を感じた。

しかし声も聞こえない?
11:35
鍋冠山山頂に着く
北西側に富山平野と日本海が見えた。
反対側には剱岳、高峰山や大辻山などが見渡せる



11:40
下からこえが聞こえて皆が登ってきた。
どうも近くに来てからルートを間違えていたようだった。


11:50
早速山頂で宴会。
12:10
私は用事があるので、ラーメンをすすって下山。


13:30
車に戻る
 
 30年振りに登ったが、杉林が大きくなったので、以前と印象が違っていた。
 麓近くに来てしまうと杉の林で山の姿を見失う。地図を見比べ地形にあたりを
 付けて現場を見て進む。 登り始めて杉林を抜けると後は急斜面を上り詰めるのみ。

  今回はここまで。時間が許せば北に下り釜池 を経て戻るのも良いし、つぶら池へ回り戻ることも
  面白い。


                                  
                                  






2023年2月12日

2023年2月12日

  
 好天に誘われて

好天に誘われれ、まだ、登ったことない友人を鍋冠山へ誘った。
いつもの所に車を止めて、融雪のコンクリート道路を登る。
例年よりは積雪が少ないのでため池近くでは蕗の薹が顔を出していた。

例年よりかなり積雪が少ない。
蕗の薹が顔を出している
前日に団体さんが通過したのだろう、
奇麗に踏まれてそのまま歩く。

高峰登山口を過ぎて、鞍部をしばらく行くと、山頂に向かった足跡があった、これ幸いと利用して登った。

急登の杉林は見通せないのでトレースがあると助かる。

山頂に着くと、後から追いついてきた男性が居て、先を歩いてゆく。これから高峰山へ向かうと言ってすぐに下って行った。
山頂には前日のものとみられれるベンチ跡が残されていた。


私達は剱岳の見える場所へ移動してゆっくりと食事して戻った。