| 月〜化粧中〜 | |
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【サムトル好きやねん!】の橘 ゆき様が配布されていたものを拝領しました。 「雪月花」三部作の弐・「月」です。
血化粧をするカユラ。 荒涼たる夜の原野、彼女を見ているのは月だけ。 おそらく出陣前なのでしょう。足元にたまった血は屠った敵のものでなく、彼女自身が流した血のような気がします。 陰惨と背徳に酔いしれているようでありながら、圧倒的な孤独を感じます。 己の力を「純粋」と言ってのけた彼女の、胸の奥に潜む思いは何だったのでしょう。 あの鮮烈な強さが洗脳のせいだけでなく、彼女本来の心の強さに由来するものであることを祈るのみです。
文責/泉 鏡一
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