これまた【サムトル好きやねん!】にて橘 ゆき様が配布されていたものを拝領しました。しかも、配布期間はすでに終わっていたのに掲示板で物欲しげにおねだりした挙句、ほぼ強奪したという厚顔無恥さ。
快く恵んでくださった橘画伯にひたすら感謝です!!(もう京都の方角に足を向けて寝られません)
しかし、そこまでやって手に入れた甲斐はあります。
刀を手に桜を愛でる那唖挫。彼の体を染めるのは返り血か、自らの流血か。
どす黒い血と薄紅の桜、澄んだ水と茂った草の鮮烈な対比が見る者の目を奪わずにはいません。そして、これほどの色彩の氾濫の中にあってなお、空恐ろしいまでの存在感を放つ青年武士。
恐らく我が身の血腥さを清めるために水辺に来たのでしょう。諸肌を脱いだところで落ちてくる花びらに気付く。ふと見上げれば、そこには満開の桜。狂い咲くように、散り急ぐように、視界を薄紅に塗り変えて…。
そういう情景が浮かんできます。
かつてこの国が戦乱の世だった頃、どこかで本当にあったのではないかと思わせるシーンです。
文責/泉 鏡一
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