扇状地先端の生地地区には黒部川の伏流水がこんこんと湧き続ける湧き水「清水
(しょうずょ)」が約20カ所見られます。
江戸時代末期、日本近海に外国船が出没したため、幕府の命により、
1852年加賀藩が築いた砲台の跡。5門の大砲がそなえられていました。
日本海の味覚、ブリ、カニ、イカなどが大漁に水揚げされる活気
ある漁港。11月には市場で「いくじ魚まつり」が開催されます。
昭和26年に建造されたもので、富山県内で最も古い沿岸灯台です。
高さは31mあり、県内最大級を誇ります。光の強さは、100W電球
2800個分で、やく30km先まで照らすことができます。
富山湾を代表する海水浴場。夏には県外からも多くの人で賑わいます。
近くには大島キャンプ場、フィシャリーナ、つり桟橋等が整備され、21世
紀を拓く海洋レクリエーション基地として注目を集めています。
■新川育成牧場
85haのこの牧場には、約300頭の乳牛が飼育されています。
また、標高が425mあり、美しい黒部川扇状地や富山湾、能登半島まで
見渡せ、夜はすばらしい星空と夜景に圧倒されています。
布施川の上流に洪水防止と消雪用水などの確保のため建設された布施川
ダムは、周囲に渓流広場、あじさい園、草花の丘、野鳥の丘、親水広場な
どの施設を持つ、真夏でも涼しい景色抜群のリゾート地です。近くには、人
の鼻から水がでているように見える「鼻の滝」があります。
黒部の大自然と電源開発の歴史を展示した記念館。スケール感ある黒部だ
ムの模型、映画「黒部の太陽」でも有名なダム建設のすさまじい記録映像、
実物大のジャンボ掘削機の模型など、どれも見ごたえのあるものばかり。
嘉例沢を抜け、愛本橋をわたり、親不知へ至る山道は、かつて難所だった黒
部川をさけて通行する唯一の街道だったため、多くの遺跡がみられます。
街道脇には幅5m、高さ6mの岩に五体の仏像が掘られています。三体は室町
時代、二体は江戸時代のものです。