新興果樹園

平成28年9月号

　９月ももう終わりですね。皆様、どんな９月の1ヵ月でしたか？台風と秋雨前線で、雨の多い

月でしたね。畑では2～3週間収穫が早まって、追われ続けた1ヵ月でした。今年の梨はどの品種

も一層美味しい仕上がりになったのですが、「あきづき」が高温障害で、flesh disorderの多発。

収穫するのも選別するのもかなり大変でした。「あきづき」を待っていたお客さんを落胆させたり、

逆に慰めてもらったり、センサーを無料で貸して頂いたり、ジュース加工をお願いしたり。未体験

の流れの中を必死で泳いだ？流された？様でした。たくさんの方に助けて頂きました。皆様ありがと

うございました。この9月の大変だった経験は、来年に生かさないとね。温暖化が進むと、これから

まだまだ予想もしないトラブルが起きてくるかもしれません。でも1つずつ出来る範囲で取り組むし

かないですよね。

　さて、10月になると、当園の収穫はいよいよ「新興」、「王秋」、「新雪」といった冬梨だけにな

ってきます。冬の気配を早くも感じますね。これからは土作りに秋枝落としに落葉処理と畑仕事が目

白押し。少し忙しかった夏の疲れをとってから、来年に向けての作業のスタートを切りたいと思って

いるところです。ではまた皆様来月に。


下立保育所の子供達。もういろんな梨の名前を知ってますよ。		「コースイ、ホースイ、シューレイ・シューギョク・・・。」一生懸命に覚えてくれました。

デイサービスのお年寄りも皆さん麦わら帽子持参で「梨狩り」にお立ち寄り。		職員さんと手をつないでお散歩「こいでかいと袋かけなんえらかったろげ」お年寄りならではのねぎらいのお言葉畑も久々に草を刈ってせいせいとしてます。

浦山保育所の子供達。おやつの時間の梨を歩いて摘みに来てくれました。		畑でお茶飲んで試食して休憩タイム。楽しそう。

落とさないように摘んでね。		こちらはヒモ切り作業中のイケメン君、若い人の働く姿っていいですネ。

あきづきの果肉障害。外側からわからないのでやっかいです。来年はしっかり対策とらないと。		中秋の名月。おぼろ月夜でした。

それでは来月また・・・。