(社交ダンス sho@富山) ダンス裏論
Last updated: 2009.05.28 First updated: 2000.03.30

カルチャーショック ジルバ編

超初心者の頃、私はジルバを本で研究した。

ラテン、特にジルバの男の足型は簡単である。ほとんどベーシックばかりと言っても良いくらい、しかし、相手がいないと今何をやっているのかわからなくなるという難しさがある。とは言え、女子の足型よりは圧倒的に簡単である。男に生れて良かったと思った。熱心だったなあ、女子の足型まで研究してた。

カウントは SSQQ 又は 123456

4拍子の曲を6拍セットで踊るのに苦労したが、まあ、それなりに踊り慣れていた。

ところがある日ダンスの本を何気なく読みかえしてみたら、

第1カウントでポイント、第2カウントでフラット。
第3カウントでポイント、第4カウントでフラット。
第5カウント、しっかりと床を捉えるがHは床につけない。
第6カウント、フラット。

ガーン、カルチャーショックだった。それまで私はジルバの1歩目・2歩目のSのフットワークは第1カウントでフラットであると思っていた。

本でカルチャーショックを受けたのと時を同じくして、ホールでもカルチャーショックなことを言われてしまった。「第3歩の足を後ろに開き過ぎている、左足のつま先を右足の土踏まずぐらいの所に揃えるぐらいにしなさい。」と。「教科書の図面ではこのくらい大きく開いている」と思ったのだが、上手な人のジルバを見てると確かに言われるとおりだった。そして決定打、「QQと早いところなんだから、そんなに大きく後退してたら曲に乗り遅れるよ、56はしっかり踏みかえることだけが肝要。」

自宅で特訓した。ついた癖はなかなか取れない。どうにか新しいフットワークでベーシックが踏めるようになるのに1ケ月は要しただろうか。

さて、自分のフットワークを改造したら、困ったことが起きてしまった。皆とリズムが合わないのである。第1カウントをポイントだけにするか、第1カウントでフラットになってしまうかの差で、私も踊りにくいし、相手も踊りにくい。フットワークを元に戻そうかと思った。

しかし、私は頑固者、折角覚えたフットワークを変えなかった。踊りにくい点は、手で調整することにした。女子の手を取っている左手の力を完璧に抜いたのである。女子に文句を言われた。「ちっともリードがわからない」と。それでめげる私ではなかった。手でリードできない分、気合でリードすることにした。第5カウント、第6カウントで、男子の正面に向くのは女子の仕事だと思うが、自分で女子の正面に行くように努力した。いわゆる、ボディリードに努めた。そして、アイ(目)リード。できるだけ女子を身体の正面で見ること。何の事は無い、手で女子をリードできない分、自分が女子に合わせると言う悲惨なジルバを私は今踊っている。

自己満足かもしれないけれど、女子はどうだろうと私だけはなんとかスイングしていると感じている。(^^;・・・で、なければ踊ってなんかいられない。



女子も後退、男子も後退だから、その歩幅が広すぎると、男女の間の間隔が広くなりすぎて、男子が女子を引っ張るか、女子が男子を引っ張るか、お互いに引っ張り合うかになってしまう。この引っ張り合いがジルバの醍醐味と思ってるカップルならそれはそれで良いが、世の中、この引っ張り合いがなんとも辛いと思ってる人もいる。私も辛いと思ってる一人。

ジルバのカウント56の5の第1Qのところの歩幅が広過ぎるとどうなるか?
女子の場合で言うと、歩幅が広い割りには時間が少ない、従って、6の足に戻るのに時間が掛かって男子に引っ張られてしまう。また、6の足に乗り損なった分、第1Sの歩幅が極端に狭まってしまう、この狭まった分を補うために、第2Sの歩幅が極端に広げないと都合が悪くなる。慌てて第2Sの歩幅を広げてしまったので、勢い余って、次の第1Qのところの歩幅が広がり過ぎてしまう。男子に引っ張られ放しの辛いジルバになってしまう。

こういう女子に当たってしまった時の私のジルバ対策には3つある。
1.相手が優しそうな人だったら「5の歩幅を縮めて下さい」とお願いする。
2.相手が唯我独尊の人だったら、男子の私が左手だけを前に異常に伸ばす。引っ張りあいするつもりだった女子は期待した引っ張りあいにならないので、引っ張りあいをしなくなる。即ち、歩幅を無意識に小さくする。尚、引っ張り合いが好きな女性でもカウント6で無理に女子を引っ張り出そうとしない方が女子に好かれる。引っ張り出さなくても、物足りないが、女子はひとりでに戻って来る。ちょっと時間が遅れてカウントが合わなくなるようで不安だが、100分の1秒ほどの遅れだから、心配するほどの遅れにはならない。多分、貴方って優しい人と思って貰える確率が高い。
3.引っ張り合い至上主義の女子で何が何でも男子を引っ張ろうと最後まで頑張る女子だったら、曲が鳴り終り次第、「ありがとうございました」する。

教え魔的社交ダンス理論
Jiruba ジルバ 踊り方
Body ○ボディ ×ボデー、ボディー
Figure ○フィガー ×フィギュア
Step ステップ 足型 足形
Swing ○スイング ×スウィング、スィング
カルチャーショック 教科書 教本 教則本 図書 書籍 テキスト スタンダード モダン

(社交ダンス sho@富山)TOP ダンス裏論