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社団法人 新川青年会議所
2012年度
第42代理事長 広浜茂喜
スローガン

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はじめに
私が社団法人新川青年会議所(以下新川青年会議所)に入会して約10年経ちます。この間いろいろな経験やさまざまな出会いを体験させて頂き、青年会議所に対して誇りを持つと共に、入会して本当に良かったと心から感謝しています。青年会議所という所は自分で率先してやればやるほど、いろいろな事を習得できる場です。与えられた役割が大きければ大きいほど、また高い目標に挑戦すればするほど達成感も大きく、仕事を見事にやり遂げた者は必ずや自分が成長した姿に気づき、後になってふり返えると経験したことが己の自信に繋がり、「大変だったけど役割を引き受けて本当に良かった」と心から思えるはずです。
多くの人は責任のある役割を頼まれた場合、「自分はできるのだろうか」「上手くできなかったらどうしよう」という不安に苛まれ、場合によっては出来ない理由を探して断るのではないのでしょうか。しかし勇気を持って、責任を引き受けた者と失敗を恐れて挑戦しなかった者との間には、とても大きな差が生まれます。失敗を恐れてはいけません。何も挑戦しなければ何も生まれません。挑戦あるのみです。時には困難や挫折があるかもしれませんが、諦めることなくその壁を乗り越えてこそ、より自分が成長できるのです。
40歳までの決められた時間の中で、自分の貴重な時間を費やすからには何かを持ち帰らなければいけません。それは仕事や会社の利益ではなく、お金では買うことのできない友情や経験、そして何よりも成長した自分です。勇気を持って挑戦した者は何よりも替え難いひとまわり大きくなった自分になるのです。青年会議所活動を通じて、毎年いろいろなことに挑戦し、さまざまな出会いや経験をすることで自分を磨き上げ、その結果地域社会で活躍する人間に成長しようではありませんか。
愛する地域のために
「自分の住んでいる地域をよりよくしたい」「自分の住んでいるまちが好きだ」と誰もが思っているのではないのでしょうか。しかし、昔と比べて同じ地域に住む人同士の交流が減り、地域社会に対して無関心になっているように感じます。
その一方で、住民の中には「地域の為に出来ることはないか」「地域の役に立ちたい」と思って活動している人や、まだ想いがあるのにきっかけがなく行動に移せない人もいると思います。このような地域を愛する心を大切に育てより大きくすることが新川青年会議所の役目だと考えます。地域に住む人が、身近にありながら今まで知らなかった地域の良さを発見し、より深く知ることが地域を愛する心を醸成し、更には誇りを持つことが地域を愛する心を育むことに繋がるはずです。
本年度新川青年会議所は、地域を愛するからこそできる活動に挑戦します。地域に住んでいる人たちに対して、地域を愛する気持ちを共有して頂き、地域を愛する人を少しでも増やし、その想いを強くすることが結果として、よりよい社会をつくることに繋がると考えます。
今できることから環境問題に取り組む
昨年は3月に起こった東日本大震災や豪雨による水害、台風による土砂災害などさまざまな自然災害が起き、その結果自然の大切さに気付かされた1年になりました。自然が現代を生きる私たちを試しているのではないでしょうか。かつてこれほど環境問題に関心が持たれたことがあったでしょうか。自分の身に降りかかってくる可能性があるからこそ行動に移したという事実もあるかもしれませんが、環境問題に大切なのは「自分ができることから」という意識です。現代に生きる私たちは今を乗り越えることが出来るかもしれませんが、自分たちの子孫は過去を変えることはできません。今できることをやらなければ自らの子孫は荒廃した地球に住まなければいけないということを真摯に考えなければいけません。
結果「自分一人がしたところで」「誰かがやってくれるだろう」といった無責任な言動はなくなるのです。一人一人、どんな小さなことでもみんなが少しずつ努力をすることが環境問題には必要なのです。新川青年会議所は環境問題に今できることから挑戦します。
子どもとのふれ合い
私が小学生の頃、学校が終わった後、近所の先輩に率いられ、近くの空き地で毎日日が暮れるまで一緒に遊んだのを覚えています。人に会えば挨拶をし、悪いことをすれば大人に叱られ、良いことをすればたくさんの大人に誉められ、今思えば人として当たり前だと思うことが当たり前になされていたと感じます。
しかし今の社会はどうでしょうか。近所の知らない子供がいて自分から挨拶できる大人はどれだけいるでしょうか。悪いことをしている子どもを見て真剣に叱れる大人はどれだけいるでしょうか。言い換えれば、地域の子どもに対する大人の無関心さや、地域のきずなが希薄化していることが子どもたちに悪い影響を与えているのだと思います。その結果、社会に対するモラルが低下し、心が貧しく他人を思いやる心を持たない、持てない子どもになるのではないでしょうか。そのような子どもたちが少年犯罪を引き起こすきっかけとなり、いじめや自殺に繋がっているのではないでしょうか。
子どもは先生や家族だけでなくたくさんの大人と関わり合い、ふれ合うことによって成長していきます。われわれ新川青年会議所は事業などを通して積極的に子どもたちとふれ合うことに挑戦します。
北方領土に対する想い
ロシアの不法占拠が続く北方領土。われわれ新川青年会議所は長きに亘り、この問題を解決すべく、社団法人根室青年会議所(以下根室青年会議所)と共に38年間北方領土返還要求運動に取り組んで参りました。
しかしながら先輩方が返還に向けた熱い想いを胸に根室青年会議所メンバーと一体になって北方領土返還の為に熱心に活動していた時代と比べ、現在はメンバー間でも北方領土返還要求運動に対する想いや関心が薄れてきているように思えてなりません。
本年度は友好JCである、また同志である根室青年会議所が創立50周年を迎えられます。これを機会として、根室青年会議所の50周年を祝うべく現地に赴き生の声を聞き、根室青年会議所の多くのメンバーとふれ合い語り合います。そして新たな友情を築いた上で、いま一度翌年の友好40周年に向けて、根室青年会議所との友好JCの絆をさらに深め、新川青年会議所として北方領土返還要求運動に取り組んでいきます。
自分を磨く
青年会議所は明るい豊かな社会づくりを築き上げることを目指して活動する団体です。さまざまな事業や人との出会いを通してメンバー同士で切磋琢磨し修練する場です。
我々は青年会議所メンバーとして、青年経済人として活動するからには自分を鍛える必要があります。そのためには常に向上心を持って自分を成長させる日々の努力を惜しんではいけません。
人は決断を迫られた時、知識と自分の体験から判断するしかありません。大きな局面で間違った判断をしないように常に広く知識や情報を得るように努力し、自ら積極的に新しいことに挑戦することによって自分の可能性を知ることで個を確立し、そして自分を磨き上げることが必要なのです。
公益社団法人取得
昨年、新川青年会議所は公益社団法人取得に向けて行動することに決まりました。今年は公益社団法人取得に向けて挑戦していく1年になります。決められた期限である2013年12月までに申請を済ませなければ新川青年会議所は解散しなければいけないのです。これを良い機会ととらえ、今一度、公益社団法人新川青年会議所としてやるべき活動を検証し活動していきます。
新入会員は宝であり希望
新川青年会議所は多くのメンバーで構成されています。当たり前のことですがメンバーの数が多くなるほど、活気が出て新しい出会いも増え、交際範囲も広がります。本年度新川青年会議所は、宝であり希望である新しいメンバーの入会に向けて邁進します。
私が入会した頃、何も知らなかった自分に当時の先輩方は、先輩との接し方や飲み会でのマナーを厳しく教えてくださいました。周囲への配慮が足りないと本気で叱ってくれました。今でも叱って頂ける先輩に感謝しています。青年経済人としてのマナーを学ぶのも青年会議所活動にとって大切なことです。新入会員が大きく飛躍できるように光り輝く宝となるように、厳しく優しく一緒になって勉強します。
おわりに
「私にとってJCはすべてではない。しかし、JCなしに今の私はいない。」これは日本青年会議所第58代会頭である安里繁信さんの言葉です。青年会議所に所属するほとんどの人は、自分という個を確立する上で青年会議所活動から与えられた影響は少なからずあるはずです。卒業までの限られた時間の中で、いろいろなことに挑戦し続け、青年会議所に所属していることを心から誇りに想い、成長し続けることが大切ではないでしょうか。
<基本方針>
・誇りを持てる地域づくりへの挑戦
・今できる環境問題への挑戦
・子どもとのより深いふれ合いに挑戦
・北方領土返還要求運動のありかたの再認識
・自分磨きへの挑戦
・公益社団法人格取得に向けた活動への挑戦
・宝と希望である新入会員拡大への挑戦
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