ツインでバギーキングの特訓

2004年 9月12日

2004年 9月19日

niCの古巣、ツインホビーの屋外EPサーキット。

僕のグラベルハウンドはこちらをお借りして開発を行っています。

ツーリング勢はインドアで走行しているので当日も完全貸切でした。

 

 

9月12日のレイアウト。

メインストレートにジャンプ台を設置。

高さは50センチあります。

全開で飛んでも駆動系は大丈夫でしたが

さすがに平面着地の衝撃でERG-VRがKOされてしまいました。

フローティングできないサーボの衝撃対策は今後の研究課題です。

質量が小さくシンプルな汎用サーボのほうが向いているかもしれません。

インフィールドのジャンプ台。

自由自在な空中姿勢コントロールを目指して

位置を変えて特訓します。

今日はお立ち台前S字入口に設置。

ライン取りの都合で斜め踏み切りとなった場合の

空中カウンターステアによる姿勢の立て直しを学習しました。

2号車にアルミダンパーを装着、本番に備えて前後同サイズタイヤで走行します。

この画像ではまだ前後ともピンがありますが、グリップの低いスリック状態になってからがテスト本番です。

画像のダンパーは前後黄色スプリングのデフォルト状態からスタートしましたが

スプリングもダンパーも最終的に福井仕様と全く同じに落ち着きました。

4パックテストしました。トラブルは以下の通りです

ただし、これは実戦よりも遥かにハードなジャンプによる破損です

弱点の洗い出しのために、あえて車をかばわずに取り組んでみました。

 

駆動系・・・熱変形によるモーター固定ネジの緩み

モーターのマグネット割れ

左前ドッグボーン曲がり

メカ関係・・・着地衝撃によるサーボモーターの破損

車体関係・・・斜め着地で右リヤアップライト破損

 

スポチュンに3300バッテリーの組み合わせでは

15分以上走ります。モーターの発熱は相当のもので

熱せられた樹脂独特の臭いにおいがしていました。

軟化してネジを保持できなくなり緩んだものと思われます。

メタルマウントを投入するか、こまめに確認するしかないです。

ただ、当日はカンカン照りで気温30℃以上の悪条件だったのと、

タミグラではせいぜい4分程度しか走らないのであまり心配ないかもしれません。

 

サーボ破損は、ストレートでのジャンプ着地後起きました。

見た目もギヤもなんともありませんがウンともスンとも言わなくなってしまいました。

内部基盤周りの損傷と思われます。スペアのERG-VBに積み替えました。

(たまたまVBしかなかったからで、VBなら持つというわけではありません)

 

モーターマグネットの損傷も同様に、ストレートのジャンプ台の着地で起きました。

踏み切りが20度と急角度なジャンプ台では

80センチ以上の高度まで上昇し、30度以上の急な進入角度で着地するのに、

(↑ルンゲ・クッタ比例抵抗式弾道計算により算出)

着地点にクッションがないからです。マグネットは両極共2分割になってました。

次回はせめてストレートのジャンプ台には着地点にダンボールでも敷いて練習します。

 

アップライトの破損はアッパーアーム取り付け部のネジ部で真っ二つになりました。

キット付属のもので、これまで練習に使用していたものでした。

その後投入したスペアパーツのアップライトは材質が改良されているのか、

同様の着地を数度しましたが、見事に耐えてくれました。

左前のドッグボーンは、カウンタージャンプに失敗して、次の左コーナーに間に合わずに

内側にヒットしたためで、ジャンプの着地で曲がったわげではなく人為ミスです。

ラジペンで曲げなおしてテストを続行しました。

ちなみに前後同サイズの磨り減ったタイヤでも操縦性は破綻せず、素直な操縦性を維持しました。

「ナチュラルスリックタイヤ縛り」で何人か集まって模擬レースとか楽しいかも。

<9月13日編終わり>

そして9月19日のレイアウト。直線のジャンプを廃止して、インフィールドのみに設置。

お立ち台からはこんな具合に見えます。

S字の途中にあるジャンプ台はラインを詰めていくと斜め踏み切りとなります。

しかも横Gの影響が残っている状態なので、かなり車がトリッキーな動きをし、空中姿勢の技を習得するにはもってこいです。

こんな具合です。空中でのスロットルとステアリングの操作で

次の左コーナーにつないでいく練習を延々繰り返しました。

最初のうちは斜め着地が多く、着地でおつりを食らって

もんどりうって転倒していましたが、ツボが分かってからは

あまり気にせずいけるようになりました。

 

なもんで、今度は直後にやってくる左コーナーを曲がりながらジャンプ台を飛ぶ練習をしました。

これはかなりきつく、ラインの取りかたを間違うとえらいことになります。

どうにか普通に走れるようになりましたが、走らせ方によってはまだまだ詰められそうです。

ヘタレなので、まだ壁は見えてきません(・ω・);;

走らせるごとに新しい発見があります。

パックを重ねる毎にタイヤは順調にスリックになり、

引っ掛かりが無い分曲げにくい・スライドしやすい車になってきましたので

リヤのダンパーオイルを300番にし、荷重をうまく使えるようにした結果、曲げやすい車になりました。

指定タイヤのブレイジングスター用タイヤでは、カーペット上でのグリップはそれほど期待できないので、こういった練習も効くかもしれません。

本日は6パック走行しました。トラブルは以下の通りです

車体関係・・・斜め着地で左リヤアップライト破損

フロントダンパートップ部プラパーツ破損

フロントダンパーマウント破損

リヤアップライトはジャンプでの斜め着地が原因です。

破損状況は、先週の右アップライトと全く同じです。

クラックが発生していたので注意していた部分ですので

即座に新品に交換しました。交換後の破損はありませんでした。

スペアパーツは、やはり改質されているのかもしれません。

 

フロント周りはコーナーアプローチミスによる転倒が破損原因です。

横転すると確実にヒットする部分ですが、本番用のマシンでは

保護対策を施しているのであまり心配していません。

V部品を買ってこなければ・・・。

 

尚、どういうわけか本日はドライブシャフトの曲がりは発生しませんでした。

<9月19日編終わり>

 

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