一見するとプロトタイプと変わらないように見えますが、ほぼ全てのパーツを新設計しました。 立ちあがりでのトラクション性能を高めるためシャシロール及びリアサスのロールポイントを見直しています。 また、メカ搭載位置及びバッテリ位置をやや前方に寄せ、高速コーナーでの安定性が向上しています。 | |
リア周りではモータープレートの大型化、補強ブレースまでのスパンを大きくとって駆動系の剛性アップを図りました。 また、重心を下げるためにモーター位置を1ミリ下げました。 | |
ステアリングのクセを減らし、かつパワーオン時にモーターの路面との接触を防ぐため、アクスルとモーター位置は極限まで詰めてあります。 また駆動抵抗を減らすためプーリー間のクリアランスは実験を経て最適化しました。手前ミソになりますが、ダイレクトドライブ車に迫る胸のすくような駆動フィーリングを得、もちろんトップスピードと燃費も向上しました。 | |
モーターマウント周りの造形はガラリと変わっています。左右共通パーツなので、パーツ組替えによりモーター逆転使用にも対応できます。 ダンパー取り付け位置の変更によりボディマウントも自在に高さを変えることが出来るようダンパーマウントを見直しました。組みつけ方式も改良、分解がラクになりました。 | |
フロントバルク周りも形状は似ていますが、サスホルダの形状見直しにより10グラムの軽量化を図ると共に、サーボセイバーの変更にも対応出来るよう改良しました。 | |
上面から見た生産型。重量バランスはF3.5:R6.5になります。(1号車は3:7) | |
底面。サイドの張り出し形状の見直しで、立ちあがり時の路面干渉を防ぎ、リアモーターの強大なトラクションをより生かせます。 |