Last Modified in 2000.1.2

公民館指導員の配置についての提言
(私たちの主張,提言)


公民館指導員の配置について
 予算制約の現実と職員の士気高揚を踏まえ結論をだすべきだと考えます。
(説明)
 公民館の設立の目的は,地域コミュニティーの中核をなすべきですが,特に,青 年教育の実施及び推進を事業に掲げてきていたこと,また,先日おこなわれた富山 県公民館研究集会において示されたように,活動の対象を20歳代に位置づけよう とする動きに見られるように,公民館が青年をどのようにとらえているかが非常に 重要になっています。ここ数年の我が町を振り返っても,五百石,高野,新川が公 民館職員の人力によって,青年団を復活させ,また,他の地区でも少なくない援助 を公民館職員がおこなってきたことをみてとれば,公民館の人的充実は青年教育に 不可欠の要素といえます。
 感受性の高い青年は,やる気のない人間,能力を発揮できない人間に,違和感, 嫌悪感をもっています。やる気のなさなどを少しでも感じ淑り,あるいは事実がど のようであれそのように思い込んだならば,青年は,その人を排除しようとする修 羅の心をもちあわせています。社会生活を営むなかで徐々にそれらを包容できるよ うになっていくわけでありますが,それでも未熟な段階で一度刻んでしまった感情 をその後も引きずっています。それゆえに,職員の士気をさまたげる環境を改善し ていくことは,青年教育にとっても有意義です。
 基本的に,常勤の職員数を減らすことには賛同できませんが,予算制約上仕方の 内場合,非常勤職員が対処できる方策を教育委員会として対処しながら悔まれるな らば,反対の旗ばかりを掲げることはできません。
 なお,中期的な将来のあり方として,「立山町教育委員会は各地区に社会教育の 専門家を複数名ずつ常駐して配置すべき」との構想をたたき台に,当団内で議論を 進めていることを付記しておきます。


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