平成15年の、報恩講が勤まりました
今年も、お参りくださった門信徒の皆さんと一緒におつとめし、巣山師のご法話に、笑ったり頷いたり、賑やかな2日間でした。
そして、今年も、『ごんげはん ちょっこ 聞かしてくたはれ2』が春に出版されましたので、大宣伝しつつ。
今年もお斉を「美味しい」とおっしゃっていただき、嬉しいです。沢山ので囲む食卓は、賑やかで楽しいものですよね。
いつも好評なのは、かもり(←富山弁:かもうり・冬瓜)の和え物で、
「これなに?どうやって作るの?やってみようかしら…」
と、尋ねられるのは毎年のことです。
ですので、今年は下に調理法を記載してみました。興味のある方はチャレンジしてみてくださいね。身体が弱ってこられて、なかなか来れないという方も、お焼香だけでも・・・と足を運んでくださいましたし、仕事帰りに若い方も慌ててお参りに駆け込んでこられたり。
いろんな世代の方に来ていただけるのは、本当に有り難いことだなって思います。普段行ったことがない…というと、気後れして、尚更足がむきにくくなるようですが、何かのキッカケで(お友達のお誘いなど)
「1度来たら来やすくなりました」
という声もあります。
膝が痛くて座れない…とおっしゃる方も多いですので、椅子と座布団のどちらも準備しています。
あまり緊張せず、難しいことと考えないで、まずは1度、いらしてみて欲しいものです。宗教は年齢や性別を問いません。死のみが仏教ではありません。
自分には関係ないと思わず、生きている今、お聴聞していただきたいと思います。
来年もまた、より多くの参拝をお待ちしております。
さと衛門
※写真にマウスポインタを合わせると、写真の説明コメントがでます
冬瓜の和え物
材料:冬瓜・白味噌・酒糟・和辛子
冬瓜は大きいので、なかなか全部食べきるのは難しいといわれます。でも、この料理だと、ぐんと量が減ってしまうので、お好きな方はアッと言う間に1家族で1玉くらい食べちゃうかも。
1、冬瓜は皮を剥き、種とワタを取り除き、スライサーで薄く切ります。
2、塩を混ぜ、重石をして1晩漬け、水分を出し、固く絞って水分を切ってしまいます。この作業で水分ができるだけ残らないようにしなければいけないので、手で絞らず布巾などを使うことをお薦めします。
この段階で、冬瓜は相等小さくなってしまっていると思いますが、水分がないほうが歯ごたえが残ります。頑張りましょう。
3、白味噌・酒糟・和辛子を混ぜて、好みの味にしたもので和えます。
これだけなんですよ、調味料。手間は、冬瓜の下ごしらえですね。実は酒糟とか食べられないので、最近まで私は苦手だったんですが、この頃は食べられるようになりました。
某御住職さんは、おつまみにいいなあっておっしゃってましたよ。
また、この場を借りて、台所を手伝ってくれた、Sママ、Hママ、Kちゃん、Rちゃん、有り難うございました。